第7章 AKG K501 [室内用ヘッドホン]
このところ、しばらく密閉型のヘッドホンの紹介が続いたので、
第7章では、開放型のヘッドホンを紹介してみたい。
今回紹介するのはオーストリアの、AKG K501
日本のヘッドホンとは対極的な、気品さえ感じる音・・・
まるで、ウィーンの風を感じさせてくれるかのような音・・・
実は私、ウィーンには行ったことは無いのだが(笑)、
思わずそんな詩的な言葉を使いたくなるほど、
独自の高域の美しさ、清々しさというものを感じる。
第6章 beyerdynamic DT231N & Galactic [室内用ヘッドホン]
今回紹介するのは、beyerdynamic DT231N & Galactic
日本では、あまり馴染みの無いメーカーかもしれないが、
ベイヤーダイナミックはドイツのメーカーで、
実は世界で最初のヘッドホンを作った、由緒正しいメーカーである。
そのため、放送・録音業界では古くから有名なメーカーらしい。
DT231は、このメーカーの中では比較的安価なエントリーモデルだが、
価格やサイズ以上の高い性能を感じさせてくれるモデルである。
第5章 SONY MDR-7506 [室内用ヘッドホン]
第3章、第4章とDJモデルを紹介したところで、
今回はモニタータイプのSONY MDR-7506を紹介したい。
有名な「赤ライン」、「赤帯」の愛称を持つMDR-CD900STの、
海外版とも兄弟機とも言われるのがこの「青ライン」、「青帯」MDR-7506である。
実は7506には海外向けと国内向けがあるらしく、
ドライバーの素材も、サマリウム コバルトとネオジウムの違いがあるらしい。
私の所有しているものは海外版のサマリウム コバルト マグネット仕様の製品である。
第4章 Vestax DM-01 [室内用ヘッドホン]
前回第3章では最新のDJモデル、SENNHEISER HD205を紹介したが、
今回は同じDJモデルでも、Vestax DM-01を紹介したい。
ゼンハイザーHD205がDJモデルとしては、比較的低音も出し、
デザインもかなりシャレているのに対して、
ベスタクスDM-01は最近のDJモデルの特徴的な音である、
低域も思ったほどドンドン来なくて、比較的フラット寄りの音。
デザインもいかにもオーソドックスな感じで、
シンプルながらも実用的な印象だ。
DJ系の機材のメーカーとしては名門のVestaxがいよいよ出して来た、
本格的DJ用ヘッドホン、というところだろうか。
個人的にはたいへん気に入っているモデルである。
第3章 SENNHEISER HD205 [室内用ヘッドホン]
本家ブログでも紹介しているのだが、
年末にSENNHEISER HD205というヘッドホンを購入した。
100時間を超え、初期エージングは済んだであろうところで紹介したい。
第1章では、小型ポータブル用ヘッドホンのオススメとして、
同じSENNHEISERのPX200の記事を書いたが、
こちらはHDシリーズのニューモデルという扱いになる。
ゼンハイザーのヘッドホンはこれで3台目の所有になるが、
このモデルのコストパフォーマンスはかなりのものである。
室内用エントリーモデルとしても、
ポータブル用ステップアップモデルとしても、
価格以上の価値を見い出せるモデルであると思う。
デザインもたいへん洗練されており、個人的にはとても気に入っている。